インド大学院留学~IIScって何?IITじゃないの?~(オンライン留学編)

2020年からインド大学院留学する家族のブログ。コロナのため単身留学中。

だいたい1か月を終えて

インド理科大学院に留学して1か月。まずは、インド人の若い人たちって日本に対する関心が高いと感じる。アニメが好きで日本語の単語を少し話せるやつらは多い。おとこのこは北斗神拳好きなのは古今東西変わらないんだなと。今のクラスは、建築とか農業の分野出身の人たちもいるんだけど、日本の個別の文化に興味を持っている人も多い。

 

逆に思ったのは、インド人どうしで異なるバックグラウンドの人が多いから、そっちの方が相手に配慮が必要になることが多いみたい。ヒンドゥー語勢は、大多数だから、カンナダ語話者は最初はシャイにしてたり、西ベンガルのお祭り(Durga Puja)について、クラス内でどんなお祭りなの?って話が出たり。文化も違えば、祝日も違う。

 

だから、音楽とかゲームとか、そういう共通の話題で盛り上がるのもある。プロダクトデザインの学部なので、学生のプレゼントかを見てると、かっこいいと思うものは、アメリカの文化から来てるものが多いような気がする。もっとデザイン専攻だからインドの文化こてこてな内容を学べるかな、とも思ってたけど、そうではないよな。。。

 

授業は、質問をガンガンするし、学生の課題に対する意識も高い。そして宿題量も多い。オンラインでなければ、発言できなくてちょっとやばかったかもしれなかった。隠れたいときに隠れていられるのは、オンラインでよかったかも。少しインド訛りの英語にも慣れてきた。彼らは、議論は得意。日本人は人と同じ意見とか教授の言ってほしい意図(授業の意図)に沿った発言をしようとするところも多いけど、クラスメートは、自分の考え方や意見を構築するために発言や質問を行っていて、個人の意見や理論が育っていく環境だと感じた。

 

似た部分もあって、授業では、教授の言うことを慮りながら、裏のwhatsappのグループで盛り上がってることもあるけど、それはどこでも一緒かな。

 

多様性のある大学で、学生のレベルも低くはないので、切磋琢磨していこうと思います。問題は、週に少なくとも3回はプレゼンの機会があるということ…英語のプレゼン能力鍛えて、インド市場に物を売っていきたい人は、このコース、おすすめです。