インド大学院留学~IIScって何?IITじゃないの?~(オンライン留学編)

2020年からインド大学院留学する家族のブログ。コロナのため単身留学中。

歓迎

今日は所属するデザイン学科の創立25周年記念式典でした。

既に卒業まで数か月となった今日、やっと多くの同級生と対面で会うことができました。

一緒にご飯を食べて、キャンパスをうろうろして、最後はめちゃめちゃ離れたところにある俺の部屋までみんなで送りに来てくれました。わざわざついてこなくてもいいのに、と思うところですが、インド風の歓迎なのだろうと思います。

 

あと、自分は他の寮が空いていないことを理由に、少し離れた地区にある部屋に入れられたので、

不満行った方がいいよ、理由を作ってでも言った方がいい、妥協しない方がいいよ、みんなが過ごしているキャンパス側で過ごせた方がいいよ!と口々にアドバイスを頂きました。

 

とはいえマットレス等ももらって色々と荷物増えちゃったんだけどなぁ。

 

 

 

 

ヤクルト

IIScの売店においてありました。ヤクルト。5本入りで80Rsは決して現地価格としては安くはないけど、ありがたく調達させて頂きました。

それにしてもキャンパス内は、夜でも警備員さんが各要所に立っていて、街灯も整備されていて素晴らしい。犬にだけ気をつけていればいい。それに清掃のクオリティも高い。建物自体は古くても床もきれいに水拭きしてある。

 

キャンパス内外では大きな差があるのだと思います。だから故にキャンパスライフは貴重なのでしょう。

カレーだけでも生きていけると思ってたそんな時期がありました。

到着8日目 隔離明け、新しい携帯番号を作りました。ネットには24時間のアクティベーションが必要だと言われてましたが、おそらく長期滞在用のポストペイで番号をもらったため、その場から使えました。インド国内で使用されている番号を持っていく必要があることがポイント(そのため学校の友達に逐次OTPを送ってもらいました)。ポストペイであれば、SIM番号はVISA終了後も維持されて、再入国した際にまた使えるようになるとのこと!なんか体がだるい。きっと長距離あるいたせい。

 

到着9日目 担当教授のところへ訪問。お土産をもらってもらうが、だるさから帰宅。咳が出始める。

 

到着10日目 まさかこれコのつくやつではないかと思い病院へ。診察はスムーズ。病院のドクターは聞き取りやすい英語をしゃべってくれるし、学内の診療所なので、診察代はかからない。(そして日曜日の遅い時間にも関わらず対応してくださりました。。。。)PCR検査は今日やっていないので明日早朝来るように言われる。遠路をvisitor's houseまで戻る(徒歩約30分)

 

到着11日目 早朝からPCRテスト、学内で計4組来てました。唾液スワブ、鼻咽頭スワブをぐりぐり採取。携帯のSMSで本人確認(OTP)。噂通り、患者毎に手袋を消毒したり変えたりする様子はなし笑 徒歩で遠路を改めて帰宅。夕方(というか昼過ぎ)には陰性であることが分かりました。携帯のSMSで通知されました。とりあえず安心。

 

到着12日目 陰性であったものの、咳がまだ出てるのでとりあえずVisitor's house の隔離部屋でしばらく過ごすことに。12日目にしてついに味噌汁を開封。SwiggyはクレジットカードのOTPが日本の携帯番号に登録されていたため使用できず。。。無念。マトンバーガー食べたかった。

 

 

 

 

ウクライナロシア日本中国インド

この順番で行けば順番に国境を接してる国々ってことになる。

 

2点あって、今更だけどインドは戦闘機のミグとかロシアから色々買っていて、ロシアに配慮する必要があって、国連決議も米国の案に乗ってきていないこと。

 

もう一点は、経済安全保障の基調として、「今や武力で解決する時代ではなく、経済的で目的を達成する時代」ってのが言われてたんだけど、衝突しとるやん、ということ。ロシアは、時間稼ぎに内部からの訴求を受けて宣戦布告、ウクライナにインフラにミサイルを打って、派兵する。

 

アメリカの傘の下で戦うことは大前提だと思う。よく言われているように、いざというときNATOは守ってくれなかった、の前例が我々にも適用される時が来ないでほしいけど、真剣な問題だと思う。

 

ちなみに、これもよく言われているように、インドは中国に貿易で依存してきたが、国境付近での対立を受けて、依存を減らすための措置が取られている。インドは成長分野があるとはいえ貧困も根深く、中国からの輸入は今後も行ったり来たりの状況が続くと思うけど、何かあったときには、結局インドの政治は、実利を取る選択をしなくてはならない。

 

仮想の話でしかないけど、ミサイルがこちらの岸まで飛んできたときに、後ろからつついてくれるのか、

 

 

 

 

インドの人たちの特徴について感じるところ

身分や待遇面に関わりうることに直接言及することに特に神経質な気がする。もちろん程度問題でどこでもあんまり好ましくはないとは思います。でも、寮の部屋を選ぶときも、ちゃっちい部屋と少しよさげな部屋があって、男子寮の自虐ノリで、ここちゃっちいよね笑、という話をしようとしたんだけど、一瞬まわりの友達が「?」ってなってた気がする。あと、教授の居室の違いについても説明しようと思ったんだけど、それもそういう面に触れうるからリアクションが薄かったのかも(だが違うかも)

 

あとホントに助けることを惜しまない精神、いつでも力になるよ、なんかあったら言ってくれよな、感は半端ない。だが、任せてくれよ!って感じではない。更に言うと、私(日本人)の求めるクオリティとか尺度の感覚と照らすと、任せる(=ファシリテートや進捗確認をせず、当初の指示のみを伝えて自分で総合的に問題を解決してもらう)という日本人的仕事感覚ではいけないなーと感じる。いわゆる言われてないことはやらない、ってこと。インドは人も多いし、手続き一つをするにしても障害も多いし、時間もかかるし、言われていないことまで綿密にやってあげようとすると、時間オーバーになってしまうよねぇ。

 

そういう意味で、相手の事情に寄り添ってあげる、というスピリットは大事。(かなり形式的でもいいから、)相手の事情に耳を傾け、その提案を少しでも取り入れてあげる、インクルーシブさを持つことって、大事にしてること、っていうよりインド人の基本動作になってる気がする(全インド人に対する包括的な物言いになってるけど)。

 

一方で、寮にいる掃除の人とかは、大学で働いている人とかは待遇もいいのか、プラスアルファ的な奉仕(サービス)の精神がある気がする。プラスアルファでやってもらったらやはりチップを出した方がいいのであろうか。慣れない。

 

 

 

 

techstartupって戦後復興草の根から日の丸にっぽん的なエンジニアリングと似てる

startuptalky.com

バンガロールで検索したのにハイデラバードの話だったけど、icuvation center のt-hubについて。

昨今のスタートアップブームで、何でも一から作ろう。ってことで一から作り始めて会社を立ててる人が多い印象。

あと、日本だとインフラとみなされるような、ごみ処理の機械とか、木材から繊維を処理する機械とか、そういうところも一から作ってみることで、会社になってるって感じかな。

あとは、医療領域も日本でやるのとは比べ物にならないくらい自由度高くてそして陳腐なものも多い。でも、それが試せる環境(参入ハードルが低い)だから、それがtechスタートアップを加速させてるんだろうなぁ。

 

ビジネス一つ、HP一つで会社を立てて、どれくらい生き残ってるんだろうなぁ、生き残ること自体が目的ではない、経験のフェーズであるような気がするけど、何をもって成果を図ればよいのだろうか、というのが思ったこと。

 

カナダからきて、t-hubでプロダクト作ってます、って人がいたけど、とってもいいなと思った。周りはやる気あるエンジニアが多く、インフラも整ってて、techstartupやりやすそう。こういうの見てると、日本も研究所をばーんと建てて、若い研究者を放り込んで、論文書かせながらビジネスでも競わせて、インディアローカルでモデルが確立したら、グローバルにもつなげられる(大手のグローバル拠点もある)とか面白そうだなぁ。

 

その場合、行ってもらう人の専門領域とかターゲット領域は、インド市場でアツいものであるとよい気がしますね。全然関係ない感じでもビジネスチャンスはありそうだけど、その場合研究所として設立をオーガナイズするのが難しそう。とか思ったり。

 

 

この波に飲み込まれるな

www.youtube.com

 

フィリップカートの成功でスタートアップ・アントレプレナーが憧れの職業に。

中国共産党の規制強化で、投資がインドへ向き、ユニコーンが爆増。

黎明期は過ぎてインフラは成熟。あとは、ビジネスのスピード勝負に。

25歳以下の企業家・ITエンジニアがすごい数いる。

でも最近はIPOに対する規制も強いため、拠点をシンガポールに移す企業も。

 

という定番のストーリー。(上記動画も同じく)

 

日本人は英語・ITみたいなところの教育に力入れてるけど、英語を学んだ結果として、こういうインド人起業家みたいな人たちが成功して、いっちょ日本でも旗揚げしたろうかーみたいになったときに、ちょうどいい消費者・ビジネスパートナー(もしくは被雇用者)になっているのかもしれませんな。