インドの人たちの特徴について感じるところ
身分や待遇面に関わりうることに直接言及することに特に神経質な気がする。もちろん程度問題でどこでもあんまり好ましくはないとは思います。でも、寮の部屋を選ぶときも、ちゃっちい部屋と少しよさげな部屋があって、男子寮の自虐ノリで、ここちゃっちいよね笑、という話をしようとしたんだけど、一瞬まわりの友達が「?」ってなってた気がする。あと、教授の居室の違いについても説明しようと思ったんだけど、それもそういう面に触れうるからリアクションが薄かったのかも(だが違うかも)
あとホントに助けることを惜しまない精神、いつでも力になるよ、なんかあったら言ってくれよな、感は半端ない。だが、任せてくれよ!って感じではない。更に言うと、私(日本人)の求めるクオリティとか尺度の感覚と照らすと、任せる(=ファシリテートや進捗確認をせず、当初の指示のみを伝えて自分で総合的に問題を解決してもらう)という日本人的仕事感覚ではいけないなーと感じる。いわゆる言われてないことはやらない、ってこと。インドは人も多いし、手続き一つをするにしても障害も多いし、時間もかかるし、言われていないことまで綿密にやってあげようとすると、時間オーバーになってしまうよねぇ。
そういう意味で、相手の事情に寄り添ってあげる、というスピリットは大事。(かなり形式的でもいいから、)相手の事情に耳を傾け、その提案を少しでも取り入れてあげる、インクルーシブさを持つことって、大事にしてること、っていうよりインド人の基本動作になってる気がする(全インド人に対する包括的な物言いになってるけど)。
一方で、寮にいる掃除の人とかは、大学で働いている人とかは待遇もいいのか、プラスアルファ的な奉仕(サービス)の精神がある気がする。プラスアルファでやってもらったらやはりチップを出した方がいいのであろうか。慣れない。