インドブランドの確立期
少し前までの投資機運の高まりから、ユニコーン企業が大量に発生。
米国のスタートアップのコピー事業に留まっているとの見方もあるけどほんとにそうなのだろうか
私が観察した限り、インドは学術的な基盤が強くなく、下請け・模倣にスタートしているが、インド人のマインドは、Make something from scratch, インドの環境基盤の上で、(今あるものであっても)いちから作ってやろうという状況と気概(そして時間の余裕)があると思う。
問題はそのスピードであって、その部分において、十分伸びきれていない部分、無に還ってしまう部分もあると思う。
一方、成長している部分において、その先をみると、産業によっては、インドは自分自身のサービスやビジネスにアイデンティティーを見つけ出す段階に近付いてきているのではないだろうか。それは、商業的な成功に基づくアイデンティティになるのであろうと予測される(トヨタのカイゼン的な)。彼らはジュガートをもはやイケてるものとしては捉えていない。その先のフィロソフィーが生まれるのはどこからなんだろう。米国に渡って成功したインド人からなのか、それとも国内の産業を押し上げる人たちからなんだろうか。それはITなのか、医薬品、医療機器、はたまた他分野なのか。うにゃうにゃ。