デザイン思考が流行ることに対しての自分なりの理由
世界は多様で、違う地域にいれば違う文化があって、違うものの考え方や見方をしている人がいる。でも時代は、オンラインで瞬時に繋がれるようになり、一緒にタスクをこなしたり、一つのプロダクトを違う文化の中で使ったりする必要が出てきた。その中で、共通のルールとか、共通の倫理とかを議論する必要もある。
その中で、何を規範とするかや、何を美しいとするかは、文化や人によって違うけど、一定の共通項があって、それをデザインを学ぶことで学べる。意見やプロダクトを構成要素に分けてそれぞれの振る舞いを語って、どのような機能を担うかを議論するときは、その共通項を使って議論することで、議論のベースをそろえることができる。
例えば、「もっとも良い解決策は、美しさや、整然さのなかに、見つけることができる。」という共通意識を持った人たちの間では、意思疎通やコンセンサスが得られやすく、物事がうまく進むことが多いと考えるのは自然なことかなと思う。
特に、感情や概念、意見などを整理するときに、概念化した中で、議論できればスムーズ、ということかなぁ。